【丹波山村】(元)日本一のローラー滑り台で遊んでみた

旅行記

先日、義父と一緒に日帰り旅行に行った時のこと。
道の駅で買い物を済ませた後、夕飯まで少し時間が空いてしまいました。
そこで、長女にどこへ行きたいか聞くと「公園に行きたい!」との返答が。
しかし近隣には公園は無く、唯一あったのがこちら。

山道の途中に突如現れる、謎のローラーすべり台
怪しさMAXですが、クチコミ件数もそこそこあるので、試しに行ってみることにしました。

あまりにも静かな子供向けスポット

道の駅を出て山道を走ること約20分。
特に迷うこともなくローラーすべり台に到着しました。
が、日曜日の昼下がりというのに駐車場には車が一台も停まっていません。

リリカ
リリカ

実はもう潰れてるとかないよね…?

とりあえず車から降りて、建物の様子を見に行くことに。
駐車場の階段を上ってすぐのところにある食堂は閉鎖されていました。

まさか、本当に潰れてるのか…⁉
このままでは長女がガッカリしてしまう…‼

そう思いつつ、さらに隣のローラーすべり台入口と書いてある階段を見ると…

おや…?

営業中になってる‼

ただ、営業中のわりにはやっぱり静かすぎる…。
ほんまに営業しとるんかいなと思いつつ階段をさらに登ると、受付がありました。

そして、すべり台から一組のカップルが滑り降りてきました。
そのカップルの帰還に合わせて、受付の方も出てきました。
営業中の札は嘘ではなかったようです。
良かった良かった。

夫

それにしても、あのカップルはどうやってここまで来たんだろう…

確かに…駐車場には他に車無かったもんね…
どこかに自転車でも置いてたのかな…?

リリカ
リリカ

”鬼滅の刃”で彩られた受付

カップルが帰っていくのを見届けたあと、私たちも受付を行いました。
値段は高校生以上400円小中学生200円です。
一度支払えばあとは滑り放題とのこと。

支払い後、滑り板(?)と軍手を受け取り、滑り方のレクチャーを受けました。
滑り板の使い方やブレーキのかけ方、子供へのアドバイスなどなど。
丁寧すぎるほどの説明を聞きながらも、気になったのがコレ。

かの有名な少年漫画、鬼滅の刃のキャラクターたちのアイロンビーズ作品です。
メインキャラだけでなく、鯉夏花魁やらアニメ版無限列車編に出てきた弁当屋さんやらまでいます。

他にも、募金箱は禰豆子の箱になっているし…

鬼たちの武器や装飾品、宇髄さんの額当てなども飾ってありました。

まだアニメ化されてない範囲まで小道具が用意されてるのはポイントが高いですね‼

これほどまでに鬼滅推しである理由は、施設のすぐ近くに雲取山があるからです。

雲取山は、作中で主人公である竈門炭治郎・禰豆子の出身地とされているのです。
それを知ったローラーすべり台の受付の方が、せっせとアイロンビーズ作品や武器、鬼滅っぽい飾り(藤の花の造花)を準備・飾り付けをしたとのこと。

鬼滅の刃の漫画本編は完結したものの、アニメはまだ刀鍛冶の里編の放送真っ最中。
今後は、柱稽古や無限城での戦いもアニメ(映画)化されることでしょう。
新たなアイロンビーズ作品や飾りなどが更に増えていきそうですね‼

リリカ
リリカ

でも、壊れかけの縁壱零式(等身大)は飾らない方向でお願いしたいですね。
子供が泣きかねません‼(笑)

滑るのが大変すぎるすべり台

さて、一通り説明も聞いたので早速滑りに行きましょう!

すべり台の横にある階段を上り、すべり台のスタートへ向かいます。
かつては日本一を誇ったローラーすべり台なので、そこそこ遠いだろうと覚悟はしていましたが…

すべり台のゴールが見えないぐらい進んできたにもかかわらず、まだすべり台のスタートが見えません。
長女はひょいひょい進んでいきますが、運動不足の母の歩みは遅くなるばかり…

リリカ
リリカ

長女はめっちゃ励ましてくれました…

小休憩をはさみつつ、ようやくすべり台のスタートに到着。
ちなみにこのお城のような建物は丹波山城
あまり情報がありませんが、本物のお城ではなく観光施設として建てられたもののようです。

丹波山城からの眺めはこんな感じでした。
結構高いところまで登ってきたんだな~と達成感がありますね(笑)
お城の2階に登れば更に眺めが良いようですが、そんな元気はありませんでした。

ここまで来たらあとは滑って下りるだけ‼
軍手をはめ、滑り板の後ろに長女を乗せ、いざ出発‼

全然うまく滑れねぇ~~~‼‼

事前説明で「板の右側面がすべり台の内側側面に当たってブレーキになる」と言われていたんですが、もうめちゃくちゃブレーキ効きまくりでした。
傾斜の緩いところでは全く滑りません。
板をいったん持ち上げて左に寄せたり、手でこいだりして必死で下りました。
のぼりで足が疲れるだけかと思ったら、むしろ腕の方が疲れました(笑)

下りた後、受付の方からは「手でブレーキかけすぎ」と言われました。
子供の安全を考えて、スタートからブレーキをかけてゆっくり目に滑っていたのですが、思い切ってブレーキをかけずに行った方が良かったのかもしれないです。

リリカ
リリカ

滑走中の写真や動画は撮ってないので
気になる方はYouTubeとかで調べてみてね‼

本当に日本一のローラーすべり台なの?

そもそも、何が日本一なのかというと「長さ」がだそうです。

そして結論から言うと、現在は日本一のローラーすべり台ではありません。
ただ、日本一だった時期があるのは確かなようです。

丹波山村のローラーすべり台ができたのは1990年。
その完成当時は間違いなく日本一だったそうですが、わずか3日後に日本平動物園のローラースライダーに抜かれてしまったそうです。
まさに三日天下。世は無常。

さいごに

お出かけの途中でたまたま寄りましたが、想像以上の面白スポットでした。
子供の体力ゲージを削ることができますし、親も同行すればいい運動になりますよ。
ぜひ遊びに行ってみてください‼

アクセス方法

施設名ローラーすべり台
住所山梨県北都留郡丹波山村1243
営業時間3月15日 ~ 9月30日  9:00 ~ 17:00(最終受付 16:30)
10月1日 ~ 11月30日  9:00 ~ 16:00(最終受付 15:30)
※上記以外の期間は休園
定休日毎週水曜日 (祝日の場合は翌日)
料金高校生以上 400円
小中学生  200円
注意事項小学生未満で身長90cm未満の場合は利用不可

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